手を動かしてモノを生み出していく行為は、工業製品が全盛の現代社会においてはめずらしくもあり、特異な経験でもあります。ですが、古くは手作りが全盛で、「手づくり」というそんな言葉さえなかったと聞きます。そんな手づくりで色を染めつけていくという体験は大人から子供まで貴重な経験となることでしょう。みつる工芸の体験プログラムでは全て天然由来の原材料を使い、科学的な手法で精製された薬品などはつかいません。さらに中心となる柿渋は家族同士の民間療法などでは火傷やしもやけに塗られていたそうです。ですので、手などについても安全性は高く、安心して作業していただけます。
みつる工芸では柿渋が持つ色に手軽に触れて、知って、体験していただけるプログラムをご用意しています。
「柿渋染ってなに?と考える前にとにかくやってみよう!」をコンセプトに大人からお子様まで楽しみながらものづくりができるプログラムをご用意しました。
柿渋を使った絞り染めをお楽しみいただきます。絞り染めの手ぬぐいが作れます。
ご希望により材料費はかかりますが、みつる工芸のオーガニックTシャツやヘンプコットンTシャツを染めることもできます。2時間程度かけてじっくり作品を作れる柿渋染のコースです。
会場 : みつる工芸 本社工房
日程 : 随時開催しています。※要予約 お電話、ご予約フォーム、メールにてご予約ください。
時間 : ●10:00〜12:00 ●13:00〜15:00
料金 : 3,300円(税込) ※材料費込み(てぬぐい1点)
※作品2点目以降は材料費別途。
リネンストールや手ぬぐい、ハンカチ、Tシャツなどの染色に適した白生地を追加でご購入いただけます。
持ち物: エプロンまたは汚れてもよい服装(エプロンの無料貸出も若干数ご用意しております。)
制作の流れ
①染色に必要な記事の前処理はすでに済ましておきます。 | ②講師が絞り方と板締めの基本をお教えします。 |
③アイデアを凝らして絞ってみてください。 | ④しっかり絞れたら、いよいよ柿渋の中につけ込みます。 |
⑤つけ込んでいる間に色止め液もつくっていただきます。 | ⑥しっかり色が入ったので、色止めの作業に入ります。 |
⑦柿渋が定着するようにしっかり色止めします。媒染(ばいせん)という作業です。 | ⑧お待ちかねの絞りをほどく作業です。絞った部分に柄が浮き出て楽しい! |
ご予約フォーム
安井 武史(やすいたけし)
みつる工芸代表。柿渋染め歴は25年以上。
お客様に楽しい時間を過ごしていただけるように、また自分も楽しみながらプログラムを進めるように努めます。
みつる工芸本店情報をご覧ください
ご予約・お問い合わせは、お電話、またはこのページ内(少し上)のフォームからお手続きください。